2026-27シーズン 横断分析

全55クラブ・277プランを横断分析

Bリーグ全55クラブのファンクラブ277プランを集計しました。「相場はいくらか」「高いプランは何が違うのか」を、数字で見ていきます。

全体の数字

55クラブ
277プラン
¥10,000年会費の中央値
¥24,270年会費の平均
¥550最安(有料)
¥330,000最高

※ 平均は一部の高額プランに引っ張られるため、実感に近いのは中央値の¥10,000です。

価格帯の分布

277プランを価格帯ごとに数えました。

無料25
〜¥3,00056
¥3,001〜¥10,00074
¥10,001〜¥30,00055
¥30,001〜¥100,00053
¥100,001〜14

いちばん多いのは¥3,001〜¥10,000の価格帯で、74プランあります。ただ突出しているわけではなく、無料から10万円超までどの価格帯にもまんべんなくプランがあるのが実態です。「安いか高いかの二択」ではなく、予算に合わせて細かく選べると考えるのがよさそうです。

カテゴリー別に分けて見えたこと

B.PREMIER・B.ONE・B.NEXTの3つに分けて集計しました。集計する前の予想は「上のカテゴリーほど年会費が高い」でしたが、結果は違いました。

カテゴリークラブプラン最安中央値最高1クラブの
グレード数
B.PREMIER26123¥550¥8,900¥330,0004.7
B.ONE25138¥960¥10,000¥250,0005.5
B.NEXT416¥1,500¥10,000¥33,0004.0

年会費の相場は、カテゴリーが違ってもほぼ同じ

中央値を見ると、3つのカテゴリーの差は¥1,100しかありません。B.PREMIERもB.NEXTも、「ファンクラブの標準的な年会費は1万円前後」という水準で揃っているということです。

これは少し意外な結果でした。クラブの予算規模や観客動員には大きな差があるのに、会費だけは横並びになっています。おそらく年会費は「クラブの規模」ではなく「ファンが払ってもいいと思える金額」で決まっているのだと思われます。1万円という数字が、月あたり800円強という感覚に落ち着くのも大きいのでしょう。

実用的に言えば、「B.NEXTのクラブなら安く入れるはず」という期待は当たりません。 カテゴリーで予算の見当をつけるのではなく、クラブ単位で見る必要があります。

差が出るのは「上限」と「刻みの細かさ」

相場が揃っている一方で、はっきり差が出たのが最高額です。B.NEXTの上限が¥33,000なのに対し、B.PREMIERは¥330,000——10倍以上の開きがあります。

高額プランは、専用席・食事会・練習見学といった「席と人手を使う特典」で成り立っています。それを用意できるかどうかが、そのままクラブの規模を映しているわけです。相場は横並び、天井だけが違う——これが3カテゴリーの構造です。

もうひとつ、1クラブあたりのグレード数で最も多いのはB.ONEの5.5でした。必ずしも上のカテゴリーが細かいわけではなく、会員一人ひとりの予算に合わせて刻みを増やしているクラブが下位カテゴリーにも多いことが分かります。

年会費の高いプラン トップ10

順位クラブプラン年会費
1信州ブレイブウォリアーズブラック(CLUB ONE MORE)受付終了¥330,000
2鹿児島レブナイズVIP¥250,000
3熊本ヴォルターズV.V.I.P受付終了¥150,000
4鹿児島レブナイズブラック¥120,000
5福井ブローウィンズプラチナ¥111,500
6秋田ノーザンハピネッツプラチナ¥110,000
7群馬クレインサンダーズブラックダイヤモンド受付終了¥110,000
8横浜ビー・コルセアーズBLACK受付終了¥110,000
9広島ドラゴンフライズVIP受付終了¥110,000
10バンビシャス奈良ダイヤモンド受付終了¥110,000

高額プランはオーセンティックユニフォーム・専用席・食事会・練習見学など、お金では買いにくい体験がセットになっているのが共通点です。人数も10〜30名程度に絞られています。

特典から見た全体像

グレードの数

1クラブあたりのプラン数は平均5.0。最も細かく分けているのは鹿児島レブナイズの11プランです。グレードが多いほど「自分に合う価格帯」を選びやすい一方、違いが分かりにくくなる面もあります。

ここ数年は、上を伸ばして下を整理する動きが目立ちます。最上位に10〜30名限定の高額プランを新設し、下位の細かいグレードは統合する、という形です。どのクラブがどう変えたかは比較ブログで1クラブずつ解説しています。

この記事のデータについて

各クラブの公式サイト・公式Xの発表をもとに、2026年9月14日時点で集計しています。金額は税込・年額です。

集計にあたって迷いやすいのが、プランの数え方です。同じ内容で年齢だけが違うもの(一般・学生・ジュニアなど)は、それぞれ別のプランとして数えています。クラブによってはオプション扱いの会員種別もありますが、公式サイトで独立したグレードとして掲載されているものは1プランとしました。

また、受付終了の扱いはクラブによって表記がまちまちです。公式サイトのボタンが消えるだけのクラブ、料金表に「受付終了」と入るクラブ、Xの投稿でのみ告知されるクラブがあります。ここでは、いずれかの形で終了が確認できたものを受付終了として集計しています。

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