B.LEAGUE各チームのファンクラブが、前シーズン(2025-26)から次シーズン(2026-27)でどう変わったのか。料金・グレード・特典の「変更ポイント」をチームごとにまとめています。B.PREMIER・B.ONE・B.NEXTを1ページに続けて掲載しています。カテゴリーのボタンを押すと、その場所までジャンプします。
比較記事53本ぶんの「前シーズン」と「今シーズン」を並べて集計しました。1クラブずつ読むと個別の事情に見えることも、まとめて数えるとリーグ全体の流れが見えてきます。
合計すると257グレード → 256グレード。全体ではほとんど動いていません。半数以上のクラブが構成をそのまま維持しており、「毎年グレードを組み替える」のは一部のクラブに限られることが分かります。
ここがいちばん意外な結果でした。各クラブの最上位グレードといちばん安い有料グレードで、価格の動きを別々に数えます。
最上位を値上げしたのは17クラブ(32%)、いちばん安い有料グレードを値上げしたのは23クラブ(43%)。上位より入門グレードのほうが、値上げした割合が高くなっています。
ところが同じ時期に、無料プランを持つクラブは14→21クラブに増えています。この2つを合わせると、今季の動きはこう読めます。
「今年はどこも値上げした」という単純な話ではありません。無料と有料の境目を引き直した年、と言ったほうが実態に近いです。
値上げ幅の大きい順に5クラブを挙げます。いずれも従来の最上位より、はるかに高い枠を新しく作ったケースです。
| クラブ | 前シーズン | 今シーズン | 差 |
|---|---|---|---|
| 信州ブレイブウォリアーズ | ¥65,000 | ¥330,000 | +265,000 |
| 鹿児島レブナイズ | ¥120,000 | ¥250,000 | +130,000 |
| 福井ブローウィンズ | ¥5,500 | ¥111,500 | +106,000 |
| バンビシャス奈良 | ¥33,000 | ¥110,000 | +77,000 |
| 愛媛オレンジバイキングス | ¥40,000 | ¥88,000 | +48,000 |
これらは既存グレードの値上げというより、10〜30名程度に絞った「支援に近い枠」の新設です。専用席・食事会・練習見学など、人数を絞らないと成立しない特典が中心になっています。
逆に最上位の金額が下がったのは10クラブですが、これを「値下げ」と呼ぶのは正確ではありません。金額の下がり方が大きいクラブほど、価格による序列そのものをやめています。
| クラブ | 前シーズン | 今シーズン |
|---|---|---|
| シーホース三河 | ¥115,000 | ¥22,440 |
| 仙台89ERS | ¥100,000 | ¥8,900 |
| 佐賀バルーナーズ | ¥100,000 | ¥11,000 |
| 島根スサノオマジック | ¥55,500 | ¥5,500 |
| 滋賀レイクス | ¥110,000 | ¥66,000 |
たとえば仙台89ERSは、¥100,000の最上位コースを含む価格階層を廃止し、年会費を一律¥3,300にしたうえで、来場や購入の実績でランクが上がる方式に変えました。払った金額ではなく、応援した量でグレードが決まります。
シーホース三河は8グレードを4タイプへ、佐賀バルーナーズは宝石名の6グレードを3グレードへ整理しました。「高い会費を払った人が上」という考え方を見直す動きが、複数のクラブで同時に起きているのが今季の特徴です。
※ 表の金額は各クラブの最上位グレードのものです。金額だけでは実態が分からないため、各クラブの記事で中身をご確認ください。
比較記事に載せている前シーズン・今シーズンの料金表から集計しました。前シーズンとの比較表がある53記事が対象です(富山グラウジーズとヴィアティン三重は今シーズンのみの掲載のため含みません)。金額は税込・年額で、オプション扱いの会員種別も1グレードとして数えています。
元になっているのは各クラブの公式発表です。
※ 比較記事は順次追加していきます。お楽しみに!